ゆるぐた記録日記

読んだ本、思った事、取り留めもなく書き綴るつもり。

呪いをかけるのをやめられない

読んでいた本を閉じ、照明を落とす。 布団に潜り込み目を閉じると、時計の秒針の音だけが部屋に満ちた。 スマフォに伸びそうになる手をぐっと堪えて、眠りに落ちる努力をするが、その甲斐もなく目は段々と暗闇に慣れ始めて、思考はお喋りになる。 明日のこと…

( 感想 )手紙 / 東野圭吾

1月だし、昔使っていた読書メーターを再開してみようと思いついた。 なぜ使わなくなってしまったのかは覚えてないけど、完璧主義な部分がある故に記録するものはきっちりしなければ気が済まないのに、それが段々煩わしくなる性格のせいだと思う。 久しぶり…

身体の話

身体が邪魔だなぁと思うことが増えた。 だからといって精神体みたいなものになりたいかと言われたら、いや絶対なりたくないですと言う。 バランスが取れてないないとも思う。身体と精神のやりとりがうまくいっていない。そこで摩擦が起こるのは精神の方で、…

移動時間の話

一つ千円ぐらいのしらす丼を、わざわざ隣県から数時間かけて食べに来た客がいたと、いつもの愚痴を母から聞いた。 年齢のあまり高くない夫婦らしき二人組で、GW最終日に車を使って来店した客らしい。 聞くと、「しかも道を間違えて迷ってしまって余計時間が…

立ち止まらないということ

昨日今日と急に寒くなって、もう終わったと思った三寒四温にボディーブローかまされたイメージ。 気温差は本当に読めない上に対処しづらくて、その上ダイレクトにダメージを受けてしまいやすいので、予報とかで急激に寒さが戻ってくるとか知るとビクビクして…

取り留めのない話

気付けば2月も終わりかけで、私は何してたんだろうなと思ったりする。仕事に追われてたんだけど。 自分のことが嫌いなのは自分に固執しているからだと見たのはどこでだっけ。 自分に向けたベクトルを他人に向けるにはどうしたら良いんだろうか。 そしてベク…

年末年始にあったこと。

緩く死にたい日が続いている。 年末年始は実家に帰省しなければいけなかったので、精神的に疲労するとは分かっていたのに、精神を武装しきれなかった。 結果的に思ったより精神的に食らってしまった。 親戚が三、四時間くらい騒いで帰って行ってから、どうし…

(感想)星の瞳の君、つめたい朝焼け

触ってしまったらひびが入って壊れてしまうんじゃないだろうか、そんな儚さを兼ね備えた表紙に一目惚れして購入した豆塚エリさんの「星の瞳の君、つめたい朝焼け」。 危うい瞬間は気付いても気付かなくても身の回りにたくさん存在して。 それに気付こうが気…

二月のメモ

[映画] ◯sing (日本語字幕) [本] ◯usao漫画 (usao) ◯LOCKET ◯愛と欲望の雑談 (雨宮まみ/岸政彦) [その他 ] ◯哲学カフェ第32回参加 (許すとはどういうことか。) 二月はバイトが忙しくてあまり好き勝手動けなかったから、このぐらい。

腎臓病を患う話⑤

扁桃腺を摘出してから約二ヶ月後。 2016年6月から7月にかけて。 ステロイドパルス療法のため入院。 ステロイドパルス療法というのは、3日間に渡ってステロイド薬を大量に点滴する治療法。 病気の勢いがすごく、炎症を急激に押さえる時に有効な治療法らしい。…

腎臓病を患う話④

IgA腎症の治療として、説明されたのはまず扁桃腺の摘出、その後にステロイドパルス療法でした。 え?なんで扁桃腺取るの? 私はあまり扁桃腺が腫れる体質ではなかったので、扁桃腺のイメージは風邪ひいて病院行った時に、あーーーって見せて 「あー、ちょっ…

腎臓病を患う話③

2016年3月、腎生検での入院の日。 母に付き添ってもらって病院へ。 (車を置きっぱにできないので) ナースステーションの真隣の、要観察患者とかが入る個室通される。 (むしろガラス越しにナースステーションの中が見れる) 機材を置くためか、やけに広くてち…

腎臓病を患う話②

急性腎盂腎炎と診断されて1週間弱の入院を経てから、A病院にお世話になる生活が始まる。 入院の時にも少しH先生と話したが、急性腎盂腎炎の原因は明確には分からなかった。 尿路感染で細菌が腎臓に飛んだのだろうとは言われたけど、膀胱炎ではなかったし、先…

腎臓病を患う話①

昼間の日差しが随分と暖かくなってきて、春が近づいてきているのが肌に感じて分かるようになってきて嬉しい。 この時期に思い出す行事(というのか?)の一つに、健康診断があります。 社会人の方は会社に決められた検診センターとかに行くのではないかな?は…

一月のメモ

本当は本を一冊読むごとに、映画を一つ観るごとに、新しいCDを一枚聴くごとに、感想書けたら良いんだけど、なかなかそうもいかず。 それは、ゆっくり感想を綴る時間がないとか、感想自体がまだあやふやで言語化できないとか、または感想を書きたくない(書け…

(感想) 朝へ For morning

彼女の歌を初めて聞いたのは、成人してたかな?してないかな?ぐらいの頃かな。手元に届いたCDから聴こえた音楽の重さに、ズシンと来たのは今でも覚えてる。その頃の私には音楽は、なんというか現実味の無い表現という感覚が強かった。(音楽表現者じゃないや…

苦手を少し克服した小言

美術館が、実は前は少し苦手だった。 今日、妹の課題の付き添いで近所の小さい美術館に行った。 初めて行く美術館で、こじんまりとしていて、展示スペースもあまり広くない二部屋しかなくて、来館者も少なくて、外観は素敵なのに、ひっそりとゆったりとした…

何でもないように綴ること

なにを思ったか、唐突にブログを始めてみたり。 ブログなんて高校の頃以来。 あの頃は、何をそんなに書くことがあるんだと言いたくなるぐらい、長文のブログをほぼ毎日のように学校から帰る電車の中で書いてた気がする。 ブログを更新しなくなったのは、ツイ…